「2級」は、
安いという意味ではありません。
紙漉きでは、厚みや繊維のむらで規格から外れる紙が必ず出ます。ふつうは処分されます。 和紙レタルはそれを砕いて、もう一度漉き直しています。 ——つまり一度失敗した紙が、材料に戻って生まれ直しているということです。
楮などの繊維を水に散らし、簀桁で一枚ずつ漉きます。
厚み、むら、破れ。手漉きである以上、必ず出ます。ふつうはここで終わりです。
その紙を、もう一度ほぐして繊維に戻します。
二度目の紙になります。一度目とは違う表情が出ます。
この工程が、いまの商品ページでは一行の但し書きのように置かれています。 ですが本当は、この店を選ぶ理由そのものです。同じ値段の和紙は他にもありますが、 二度漉きした紙を売っている店は多くありません。
※ 紙漉きの工程についての説明は一般的なもので、お店の表記ではありません。詳細は工房にご確認ください。
二人で、
染める順番を分けています。
先に染めるか、あとから染めるか。同じ「染めた和紙」でも、 工程の順番が違えば別のものになります。それを姉妹で分担しているというのは、 商品を説明するうえでいちばん分かりやすい構造です。
先染め和紙
繊維の段階で色を入れてから漉きます。色が紙の内側から出るので、全体がやわらかく染まります。
後染め和紙
漉きあがった紙を染めます。染料の入り方に濃淡が出るので、一枚ごとの表情が強く出ます。
※ 先染め・後染めの一般的な違いについての説明です。実際の作り方はお店にご確認ください。
一点ものなのに、
名前が連番です。
手漉きで、二度漉きで、染めも手作業。つまり一枚ずつ違うはずの紙が、 番号だけで並んでいます。¥800と¥900と¥1,000の差が何なのかも、番号からは分かりません。 番号は残したまま、色か表情の一語を足すだけで、選べる一覧になります。
価格・在庫はオンラインショップの表示が最新です。【大吹雪祭】は掲載時のシリーズ名です。
